グリコHbA1cの特徴
グリコHbA1cは糖尿病治療をするうえで、もっとも注意しなければならない数値だといえるでしょう。患者によってまちまちですが、合併症が発症する割合もグリコHbA1cの数値でかなり変わってくると考えられています。統計をとってみるとグリコHbA1cが7%を超えると、急激に合併症発症リスクが高くなるようです。まずは一ヶ月に一度のグリコHbA1cで数値が改善することを目標に治療に励んでください。
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およその血糖値の一ヶ月の平均値を反映していると説明しましたが、ただし、厳密にいうとそうではありません。血糖値は健康な人でも数値に変動が見られます。しかし、糖尿病の人は一般に耐糖能が欠如しているのでこの変動が激しいのです。さて、糖尿病の人のなかにも血糖値の変動が激しい人とそうでない人がいます。この人たちのグリコHbA1cの数値を比べると、血糖値の平均は同じくらいであっても、変動の激しい人のほうがグリコHbA1cの数値が高いことがわかっています。変動が激しいと合併症の発症率が高くなってしまうので、したがってこういった意味でもグリコHbA1cは合併症のリスクをよく反映しているものだといえます。
血糖コントロールはその数値の高いか低いかだけでなく、変動を抑えることも重要になってきます。変動を抑えられていれば自然とグリコHbA1cも下がるということになります。

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