糖尿病と動脈硬化
糖尿病は、血糖値が過剰に上がることによって、血管そのものを毀損してきます。したがってこの結果、健常者でも加齢とともに徐々に進行してくる動脈硬化が、健常者よりも速く進んでしまうということになります。一説には、糖尿病患者は一般の人よりも10年早く動脈硬化が進むとも言われています。
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ところで、動脈硬化とは一体何なんでしょうか。動脈硬化というのは、水道パイプが長年の使用とともに不純物によって徐々に詰まってくるのと同様に、血管の内側にコレステロールなどの異物がたまり、徐々に血管内腔が狭くなってくることをいいます。また、血管自体が弾力を失い卵の殻のように硬くなってくるのです。
本来、動物の体のなかにある動脈の内側というのは表面がスムースで、血管自体にも弾力があるのですが、動脈硬化が進行するとこれらの特徴がだんだんと失われていってしまうのです。
動脈硬化があると血管自体に狭窄があるため、血流に障害をきし、血管の形状が変形してしまうことがあります。あるいは血流障害によって渦ができ、血栓状になることもあります。もしこの血栓が血液の流れに乗って、身体内部のどこか別の場所へ流れていくと、その場所で血管がつまってしまう可能性もあります。実際に脳梗塞などはそういった理由で引き起こされることが多いのです。
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