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糖尿病固有の合併症具体例

糖尿病の合併症とは、すでに説明してきたとおり、主に動脈硬化と関係して起こるものだといえます。糖尿病患者は一般の人よりも動脈硬化が進む可能性がただでさえ高いということができます。したがって、動脈硬化によって起こる疾患を糖尿病の合併症ということもできますが、それ以外に、主に高血糖を理由に発症される合併症があります。これを糖尿病固有の合併症と考えることとします。

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例えば、糖尿病腎症というものがあります。これは高血糖によって腎臓に障害が起こり、徐々に機能がむしばまれていく病です。高血糖による内臓疾患の一つです。この疾患の当初は、尿検査で蛋白尿やむくみが出てきます。しかしこれが徐々に進行していくと、一時的な腎障害となり、慢性腎障害となり、全身にむくみができるなどさまざまな症状が出てきます。そしてやがて透析を必要とする場合もあるやっかいな病状です。

また、糖尿病神経障害というものがあります。これは全身の神経そのものが障害されてしまうものです。最初は普通は足先のしびれ、痛みといった症状として始まります。徐々にひどくなっていくと歩行困難になることもあり、足の神経が麻痺して感覚がなくなり、糖尿病性壊疽といって下肢の一部が腐った状態になることもあります。糖尿病にかかったら足の状態にも十分気をつけるようにしてください。

さらに、胃腸や心肺の動きを調節する自律神経が侵されることによって、便秘・不整脈・下痢などの体調不良として現われることもあります。

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