糖尿病と空腹感
糖尿病というと太っている人がなるというイメージがあります。完全にそうとはいえませんが、それでも糖尿病の人はカロリーを過剰に摂取している場合が少なくありません。カロリーを過剰に摂取しているから糖尿病となってしまうのか、糖尿病になってしまったからカロリーを過剰に摂取してしまうことになるのか、実はどちらともいえないことがあります。
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糖尿病の場合、インスリンの分泌が足りないかインスリンが十分に働いていないため、患者が慢性的な空腹感を訴えるケースが少なくありません。というのもインスリンはブドウ糖を細胞に届ける働きをしているため、食事を摂ってもインスリンの作用が十分でないと栄養分が足りない、すなわち飢餓状態として脳に認識されてしまうことがあります。こうなると食事量が多くなってしまい、血糖値がさらに上昇することに繋がり悪循環が引き起こされてしまうのです。
インスリン治療を受けると、通常はこの空腹感は次第に軽減されていきます。インスリン注射は患者にとって負担が少ないものではありませんが、一面では患者を助けてくれる効果の大きい、有用な治療法だといえます。また、将来的にはより負担の少ない注射方法などが開発されると考えられています。

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