血糖値が上がるのはなぜ?
さて、それでは一体なぜもって糖尿病の予防や改善に食事制限が必要なのでしょうか。食べ過ぎたら、血糖値が高くなるからでは?と考えるのが普通です。それもそのはず、実際に食事を不必要に食べ過ぎると血糖値が上がる原因となってしまいます。では、それは一体なぜなのでしょうか。食事をして血糖値が上がる体の仕組みというものを考えてみましょう。
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インスリンの役割については皆さんはすでにご存知だとおもいます。糖をエネルギーに変えるときなどにインスリンが働くということでした。また、糖尿病すなわち耐糖能に異常のある人は、インスリンの分泌不足、あるいは量の不足、またはうまく作用していない状態であるとされています。
仮に、今インスリンの分泌の悪いタイプの糖尿病にかかっている患者さんがいたとしましょう。実際に糖尿病は、このタイプが多いのです。
たとえば平均的なスピードで、15分間で朝食を平らげ、800カロリーの物を食べたとします。そうすると、食事が吸収されていき、どんどんと血糖値が上がっていきます。普通は食事直後にインスリンが分泌され、働き始めるため血糖値は食後も大きくあがることはありません。しかし、インスリンの分泌の悪いタイプの糖尿病の人は食後もかなり長時間インスリンが分泌されないままでいることがあります。したがって、血糖が下がることなくそのまま次の食事をする時間になってしまうといったことが起きるのです。
つまり、インスリンの分泌が遅れているその間は、過剰に血糖値が上がってしまうというわけです。
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