糖尿病の正しい基礎知識をまとめています。 糖尿病の原因や対処法など糖尿病のことならこのサイトでばっちりです♪

糖尿病の症状

糖尿病とは

生活習慣病のなかでも、特に患者が増えているといわれている糖尿病。そもそも糖尿病とはどういった病気なのでしょうか。糖尿病というのは、インスリンというホルモンの作用が低下し、体内に取り入れられた栄養素をうまく利用できず、血液中のブトウ糖(血糖)が多くなることをいいます。つまりはインスリンの働きが低下するか、インスリンそのものが出なくなる病気であり、それが原因で血液中の糖分(血糖)が異常に高い状態(高血糖)になってしまいます。
そもそものきっかけは、もともと膵臓から分泌されるインスリンが不十分な場合、肥満などによってインスリンの作用が出にくくなっている場合が有ります。それから、両方が組み合わさって糖尿病が引き起こされる場合があります。)

したがって、糖尿病を引き起こす要因というのは,遺伝体質というものに加え、過食や運動不足などによって肥満になること、あるいは、過労、不摂生、ストレスなど多岐にわたります。よって治療は、他のさまざまな生活習慣病と同じく、食生活を改善したり、規則正しい生活を心掛ける、運動不足を解消するなど、総合的な生活習慣の改善を要する、ということになります。


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糖尿病の診断方法

糖脳病とはどのような病気か、だいたいのところはつかめたと思いますが、では具体的にどのような場合に糖尿病と診断されるのでしょうか。2000年になる直前の、1999年に糖尿病学会から糖尿病の診断基準が変更されました。これはWHO(世界保健機構)やアメリカ糖尿病学会の診断基準を参考に、日本人の特徴にあった診断方法に変更したものです。
すこし難しい用語を使って説明しますが、下記のいずれかに該当するようなものを糖尿病と判定(警告)し、さらに別の日に検査をおこなって同様の結果となった場合に糖尿病と診断されます。

 1. 随時血糖値が200mg/dl以上の時
 2. 早朝空腹時血糖が126mg/dl以上の時
 3. 75gブドウ糖負荷試験で2時間値が200mg/dl以上の時

随時血糖値というのは、普段生活しているときの血糖値のことです。いわゆる普通の状態、平静な状態で血糖値を計りその多寡で糖尿病かどうかを判定します。200mg/dl以上のときに糖尿病という風に診断されます。

早朝空腹時血糖というのは、なにも食べていない状態、空腹時の血糖値を測定するものです。何も食べていないときは、健康な人は血糖値がかなり下がるものですが、糖尿病の人はなかなか下がらないままでいることがあります。126mg/dl以上の場合に糖尿病と診断されます。

このように糖尿病の診断には、複数の判定方法があります。


糖尿病の診断結果

糖尿病の診断方法は、随時血糖値測定、早朝空腹時血糖測定、75gブドウ糖負荷試験などがあるということを説明しました。これらの測定試験について、すこし細かく説明します。75gブドウ糖負荷試験というのは、ブドウ糖を摂取し、その後の血糖値の変化をみるものです。2時間値に200mg/dlの血糖値と測定されると、糖尿病と判断されます。
これらの診断結果によって、糖尿病であるかどうかということが測定されるのですが、診断結果というのは一律ではありません。測定された血糖値によって、複数のタイプに分けられるのです。「糖尿病型」というのは、空腹時が126mg/dl以上、または負荷後2時間値が200mg/dl以上のどちらかにあてはまる、あるいは両方に当てはまる場合をいいます。どちらか一つでも満たせば、糖尿病とされます。いわゆる糖尿病そのものということになります。ただちに治療が必要になってきます。

「正常型」というのは、空腹時が110mg/dl未満で負荷後2時間値が140mg/dl未満の人のことをいいます。これは両方を満たしていなければなりません。いわゆる健康な人、糖尿病ではないと判定された人ということになります。なお、負荷後一時間値が180mg/dl以上の場合は若干心配する必要があるといわれています。


Ⅰ型とⅡ型の診断

糖尿病には、1型と2型という二つのタイプがあります。この1型糖尿病、2型糖尿病はどのような違いがあるのか、悩んでいる方もいるかもしれません。糖尿病に対する医療は時代とともに進化しています。したがって、過去と現在とでは若干、考え方や呼び名が違っている場合もあるようです。
糖尿病治療を長期にわたって経験している方は、以前は糖尿病がIDDM(インスリン依存型糖尿病)とNIDDM(インスリン非依存型糖尿病)という呼び名で分類されていたことをご存じでしょうか。それ以前には、Ⅰ型糖尿病、Ⅱ型糖尿病
と呼んでいた時代もあります。それらは基本的には同じような考え方のもと分類されていたものです。

しかし、糖尿病の研究が進んだことによって、それに応じて病気に対する解釈も、徐々に変化が現われています。現在の分類は新しい研究成果が繁栄されているため、過去の
ものとは違った側面も出てきています。では、現在はどのような考えのもとに分類されているのでしょうか。

診断は、「血糖値での診断」「ブドウ糖負荷試験での診断」「空腹時血糖値」などによって行われます。1度の検査で異常が確認された方には、もう一度検査を行い、そのときに最終的な診断をくだします。

現在は以前とは違い、検査結果により患者は「正常型」「糖尿病型」「糖尿病型」の3つに分類されることになります。


糖尿病診断の現在

現在、糖尿病の検査は以前のようなⅠ型もしくはⅡ型という分類ではなく、、検査結果により患者は「正常型」「糖尿病型」「境界型」の3つに分類されています。
朝食前血糖値126mg/dl以上か、食後血糖値200mg/dl以上の場合は再検査し、それでも確認されれば糖尿病であると診断されます。また、上記の診断で糖尿病と診断されなくても、糖尿病が疑わしい場合にはブドウ糖負荷試験というものを行います。これは、ブドウ糖75gを飲んでその前後に何度か血糖値を測定するというものです。)

また、過去にすでに糖尿病と診断された人、あるいは糖尿病網膜症のある人で現在は血糖値が落ち着いている人でも、基本的には糖尿病として認識されています。このように原因とそのときの病気の状態といった両方で糖尿病を分類していることが現在医療の特徴です。これは、
発症機序、状態、治療内容などのさまざまな要素を考えたときに、病態を正確に繁栄した分類とは必ずしも言えないことが分かってきたからだと言えます。

たとえば、インスリン型の糖尿病とされている1型糖尿病ですが、インスリン治療をしているいる人がすべて1型糖尿病であるとは限りません。反対に、自己免疫が原因と考えられ2型糖尿病と診断されたとき患者のすべてが、インスリン治療が必須というわけでもありません。以上のようなことから成因による分類と病態による分類を併用する分類に改変されることになったのです。


「境界型」について

「境界型」というのは、糖尿病型、正常型どちらにも属さない事をいいます。これは糖尿病そのものではありませんが、警戒が必要な人ということになります。一歩間違えば糖尿病になりかねない危うい状態なので、「境界型」と診断された人はなにかしらの対策が必要となってきます。
すなわち境界型とは、糖尿病ではないけれども既に耐糖能異常を生じ始めている状態であるということです。境界型であると診断された人にはそのような自覚をもつことが必要になってきます。

さらに今までの説明に加えて、現在ではこの境界型をより細かく二つに分けて分類するのが一般的です。実はその背景には、境界型と指摘されたときに、かなり多くの人が気持ちを前向きにもてず、それが精神的な負担となって結果的に完全な耐糖能異常、つまりは糖尿病に進行しているという事実があります。したがって、そのようなストレスを与えないように呼び名を工夫する必要があったのです。

そしてもう一つ、境界型とされてきたタイプのうち、特に食後に高血糖をまねきやすいIGTと言われるタイプでは、さまざまな研究により、心筋梗塞などの合併症の生じるリスクが高いと言うことが判明したということがあります。


「境界型」の種類

「境界型」といっても、一つではないということを説明してきました。それでは実際に「境界型」には、どんな種類があるのでしょうか。WHO(世界保険機構)の分類では、耐糖能異常を有する患者、すなわち「境界型」のうちでも正常型でないものをIGT(耐糖能異常)と呼ばれるものとIFT(空腹時血糖異常)に分けて考えています。
このIGTというのは、現在、糖尿病を専門にしている専門医のみではなく、一般の医師からも注目を受けている症例だといいます。というのは、すでに説明したとおり、数多くの大規模臨床試験の結果から、このIGT状態にある人は、ほかの症例よりも明らかに合併症を生じやすいことが判明しているのです。また、この症状の人は一般的な検査(HbA1cなど)からは、発見しにくいということがわかっています。

したがって、境界型でのちのち糖尿病に進行してしまう危険がある、といった従来の認識では不十分になってきました。IGTの人は、境界型というよりも今すぐ治療を開始しなければならないと思った方がよいということです。糖尿病ではありませんが、まさに糖尿病に限りになく近い分類であるということを自覚する必要があります。

IFT(空腹時血糖異常)は、境界型の一つでこちらは比較的軽い病状だといわれています。



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