レアアースの工業用利用価値とは
レアメタルの中でも特に最近、機能性素材の原材料として注目を浴びているレアアースが最初に工業用に用いられるようになったのはガスマントル製造工業でした。20世紀初頭にはライターの発火石としてレアアースが使用されたそうです。当時、レアアースの分離・精製は困難だったので、多くの場合に多種のレアアースを含有する希土類混合塩や、ミッシュメタルの状態で利用されました。今度ますますその利用が期待されている大きな可能性を秘めた資源であると言えます。
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自動車、家電製品、携帯電話、パソコン、カメラなど、我々の生活のいたるところでレアアースは利用されており、現代社会にとってはなくてはならない存在です。例えば昔「キドカラー」というカラーテレビがありましたが、そのキドは希土類の希土からネーミングされたそうです。ハイブリッドカーの心臓部であるモーターには、ネオジムと鉄からできた磁石が使われています。
希土類を使用すると、磁力の強力な小さな磁石を作ることができるので、モーターを小さくすることができるのです。パワーウィンドウなどにも希土類磁石が使われています。ハード・ディスクの磁性材料やセラミックス,レンズ,2次電池などの材料としても使われています。レアアースを有効に活用していくことで、新たな技術革新や、構造材の耐久性の向上、電子機器におけるエネルギー効率の向上など、従来の技術の飛躍的な効果を生み出すことも可能と考えられています。
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