レアメタルの市場と問題点
レアメタルが直接あるいは間接的にかかわる市場は、デジタル産業だけを見てみてもレアメタル素材市場、電子材料市場、ディスプレーや半導体、電子部品などの電子デバイス市場、パソコンや携帯電話、フラットテレビ、デジタルカメラ、自動車などの製品市場などがあります。
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レアメタル市場そのものは3.3兆円ほどの規模ですが、電子材料は9兆円、電子デバイス47兆円、製品市場に至っては141兆円と大変大きな規模の市場となっています。
つまり、その原料であるレアメタル市場自体の規模はたとえそれほど大きくないながらも、そのレアメタル市場をコントロールすることで、それに付随する莫大な規模の市場をも同時にコントロールすることが可能となってしまうわけです。
さらにこのほかにも、国家プロジェクトとして膨大な額の予算が組まれる軍事・宇宙開発などがあります。タングステンなどを代表に、軍需関係での需要が高いものが多いのもレアメタルが取りざたされる要因の一つと言えるでしょう。
このように、現在の産業におけるレアメタルの存在感は非常に大きなものとなっているのです。危機的状況を回避するためにも、また、無駄な紛争などの火種を産まないためにも、国際的な観点から、世界的に希少価値となっているレアメタルの相場や金額について、国家間での協議を行うことが大きな課題と言えるでしょう。
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