◆リチウム
リチウムは、現在膨大な数が製造され消費され続けているモバイル機器への利用が大きく広がりを見せています。リチウムを利用した二次電池としての特性がそれまでの二次電池と比べて優れていることがその理由です。
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リチウムの特徴としては、金属の中で最も軽いこと、イオン化傾向が大きいこと、存在量が少ないことがあげられます。空気に触れるとすぐに酸化されてしまうため、合金に用いられたり、還元剤として用いられます。炭酸チリウムはテレビのブラウン管などに利用されるほか、医療用として精神病の治療などに処方されます。
また、リチウムはイオン化傾向が大きいという特徴をもつことから、高い電圧を得られ、同じ容量の電池を作ることを想定した場合にほかの金属を用いるよりも重さを軽減することができることから、リチウム電池としても利用されています。軽くて、大きなエネルギーを得られるという点で、電池に理想的な素材なのです。ノートパソコンなどのモバイル機器用電源として欠かせない存在となっています。
他のレアメタル同様に、産出国は偏在しており、特に南米に多くあり、チリが埋蔵量の約7割、生産量の約4割を占めています。近年ではハイブリッドカーへの採用など、リチウムの需要は増大しています。リチウムほどの大きなイオン化傾向をもつ金属が他にはないことから、特別なレアメタルの1つであり、代替材料を探すことは非常に困難です。

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