レアメタルの特性による製品利用
タングステン・インジウム・コバルト・プラチナ・レアアースなどのレアメタルは、それぞれの持つ様々な特性によって、製品中の含有量が少量であることが多いものの、極めて重要な機能を担う部品などとして、IT・自動車など、幅広い産業分野で利用されており、日本の産業競争力を支えています。私たちが直接目にすることはあまりありませんが、身近な家電製品や電子機器などにも使われています。
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ハイブリッド車や燃料電池車の高性能モータには希土類磁石(ネオジム・鉄・ボロン磁石)が、各種二次電池ではコバルト、マンガン、ニッケルが使われています。液晶パネルの透明電極にはITO材(インジウム・錫・酸化物)、超硬工具にはタングステン、コバルト、モリブデンなど、液晶用ガラスの研磨剤にセリウム、電子材料にジルコニウムなど。
自動車用排ガス触媒には、プラチナ、パラジウムなどの白金族が使用されています。低公害車用として研究開発が進められている燃料電池の触媒にも使われています。日本では、レアメタルの最大の需要先は鉄鋼業です。ステンレス鋼や、耐熱性・耐食性などの特徴をもつ特殊鋼には、さまざまな種類のレアメタルが原料として添加されています。
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