レアメタル資源と使用量
地殻に存在している量が同じでも、それぞれの金属によって使用量は異なります。それは、役に立たないもの、製錬や加工がしにくいものは資源としてはあまり使わないからです。つまり古くから使われている金属は、有用で、なおかつ製錬や加工が比較的容易に行えるという共通点を持っていると言えます。
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レアメタルは、その名前が表すように「希少」な金属と考えられていますが、資源的には必ずしもレアであるとは限りません。実際、資源としては豊富にあるものもたくさんあるのです。チタン、マンガン、クロムといった、地殻中に大量に存在する元素もレアメタルとされています。航空機の材料としても使われているチタンは、資源的にはほぼ無限と言ってもいいほど豊富に存在する元素のひとつです。
しかし、酸化物として大量に存在する鉱石の精錬に高度な技術が必要で、製造が難しい金属なのです。チタンの鉱石は鉄やウランと混ざり合っていることが多いのですが、鉄を取り除くためには大きなエネルギーが必要で、ウランは取り除いた後の処理が困難であることから、チタンはレアメタルと呼ばれています。一方、歴史的経緯から、古くからの貴金属である金、銀はレアメタルとは呼ばれません。
最近、注目を浴びているレアメタルの1つであるインジウムは、これまではこれといった用途もなく使い道がありませんでした。しかし技術革新の結果、フラットパネル式のテレビの液晶パネルの透明電極に使われるようになったため、急激に使用量も伸びています。
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